ファンタジー 十二国記 | 本・映画・音楽・アートなど紹介            -空色日記

ファンタジー 十二国記

                                              

                                  著者: 小野 不由美

                       タイトル: 月の影 影の海〈上〉十二国記    

  

著者: 小野 不由美

タイトル: 月の影 影の海〈下〉十二国記  

 

 
 今日は、小野不由美さんの十二国記シリーズの第一弾・月の影 影の海を紹介したいと思います。
この本は、本当に大好きな作品です。

 NHKのBSでアニメ版がやっていて、一回目の放送をみて続きが見たくて仕方が無くなり、読んだのが始まりでした。

 

  ファンタジーのジャンルのものが好きな人は、絶対に好きになってしまうと思います。

 (原作者は、ホラー作家のようで、ホラーのつもりで書いていたのに、ファンタジーということで取り上げられるようになってるのを知り、驚いた…のようなことを、雑誌で言っていましたが…)

 

 ストーリーもすごく面白いんですが、特に、小野不由美さんの描く登場人物たちが素敵です!

それから、この物語は、感動とともに、色々なことを教えてくれます。

 

 特に印象的で、こんな考え方ができるなんてすごいな~、と思えたフレーズが

 

 「裏切られてもいいんだ。裏切った相手が卑怯になるだけで、わたしの何が傷つくわけでもない。裏切って卑怯になるよりずっといい」

 

というところでした。

(一部分を抜粋しただけなので、??って感じでしょうか…ちゃんと、伝わってると良いんですが…)

 

 こういった何か大事なことを、登場人物を通して感じることができる本です。

 

 

 

 絶対に読むべし

 

 

 

 本を読み終わる頃には、十二国記の世界がもっと知りたくて、ウズウズするはずです!

気づいたら、第二弾・第三弾と読みこんで、小野不由美マジックにかかり、本当に現実の世界に、もしくわ歴史上に十二国記があるようにさえ思えてくる……人も少なくないはず。

 

 

 

ストーリー

 

 なぜ、私はここに?
 謎の男、ケイキとともに海に映る月の光をくぐりぬけ、高校生の陽子がたどりついたのは地図にない国──巧国。 

 おだやかな風景とは裏腹に闇から躍り出た異形の獣たちとの苛烈な戦いに突きおとされる。 なぜ、孤独な旅を続ける運命(さだめ)となったのか、天の意とは何か。小野不由美が綴る永遠の愛と冒険のスペクタクル。



著者紹介

 大分県生まれ。大谷大学在学中に京都大学推理小説研究会に在籍。講談社X文庫ホワイトハートでデビュー。 『東京異聞』が第5回日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作に。

 

 著書に本書を含む『十二国記』シリーズ、『悪夢の棲む家』『過ぎる十七の春』『緑の我が家』(以上、講談社X文庫)、『魔性の子』『東京異聞』『屍鬼』(以上、新潮社)などがある。 

 

 

 

 

ミステリー作家で有名な綾辻 行人さんの奥さんなんですよ~!

 

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